備災は災害リスクを知ることから
ハザードマップから災害リスクを知ること
あなたの災害リスクは、どれくらいか知っている人はあまりいません。
でも、備災するのにこれはとても大事な情報です。
なぜなら、災害リスクにより準備するものが変わるからです。
身の回りにどんな災害リスクがあるのかを知るにはハザードマップを確認しましょう。
お住まいの自治体サイトや、市役所にあれば冊子を受け取ることも可能ですが、国土交通省が運営するハザードマップポータルサイトがネットで素早く検索できて便利です。
国土交通省 ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/index.html
自治体によっては震災によって火災が起きた場合の延焼しやすいエリアも記されたハザードマップも提供している場合があります。
ハザードマップを見さえすればすべての災害リスクが判明するという訳ではありませんが、今まで詳しく把握できなかった災害リスクを知ることができるだけでも備災への取り組み方に大きく助けになるでしょう。
さらに備災する上で下記も大事なチェックポイントです。
通勤・通学路にリスクはどれくらいありますかか?
・迂回路、高台や避難所、公共交通機関など被災時の助けになる要素はありますか?
・逆にリスクが高くなってしまう場所や施設があったりしませんか?
ご家族に災害弱者に当てはまる方はいますか?
・災害時要援護者(災害弱者)に対するガイドラインも参照
→災害時要援護者対策 ガイドライン 日本赤十字社
ペットは飼っていますか? ・ペットの救護対策ガイドラインも参照
→災害時におけるペットの救護対策ガイドライン 環境省
これらも考慮して備災の準備をしっかり行って行きましょう。
最後に自宅には備えがあるからと過信は禁物です。
必要であれば、避難場所への早期避難も視野にいれた備災計画を立てていきましょう。